障害者施設での実習に臨む抱負と心構えについて

障害者施設の実習 抱負について 社会福祉士の実習について
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この記事で解説していること

・障害者施設の実習に臨む際に持つべき抱負と心構えについて

この記事の根拠となる経験
だいすけ
だいすけ

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 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務

 職歴:福祉用具専門相談員→ショートステイの介護職→生活支援員
 保有資格:社会福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、3級FP技能士

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障害者施設での実習に臨む抱負と心構え

障害者施設での実習は、

これから福祉の現場で働こうとする方にとって、貴重な経験となり財産になると思います。

実習先に就職したという方も多くいらっしゃいます。

利用者との関わり方はもちろんですが、現場での職員のチームワークの在り方や

利用者支援の在り方などを実際に体験することで、実習中は多くの学びを得ることができるでしょう。

実りの多い実習とするために、いくつかの心構えや目標を持つことが重要であると考えています。

この記事では、実習に取り組む際の抱負と心構えについて、

いくつかのポイントに分けてお話ししたいと思います。

1. 利用者中心の視点を持つ

障害者施設での実習において、最も重要なポイントであると思っています。

それは「利用者を中心に考える視点を持つこと」です。

常に「この支援は利用者にとってどんな意味があるんだろう?」という視点を忘れないことが大切です。

利用者一人ひとりには、それぞれ異なるニーズや背景があります。

そのため、マニュアル通りの対応だけでなく、個別の状況に応じた柔軟な対応が求められます。

例えば、コミュニケーションの取り方一つにしても、ある利用者には言葉での説明が分かりやすいかもしれませんが、別の利用者には視覚的なサポートが必要かもしれません。

こうした利用者ごとの違いに気づき、それに応じたサポートを提供することができるようになることが、実習の大きな目標の一つです。

また、利用者の立場に立って考えることは、自分自身の成長にもつながります。

利用者にとって何が重要かを考え、そのニーズに応えるためのスキルを磨くことで、

支援者としての専門性を高めることができるでしょう。

2. コミュニケーション力の向上

障害者施設での支援において、コミュニケーションは非常に重要な要素です。

しかし、コミュニケーションと一言で言っても、ただ言葉でのやり取りだけを指すわけではありません。

特に障害を持つ方との関わりでは、非言語的なコミュニケーションも重要です。

例えば、表情や仕草、視線などの非言語的なサインを読み取ることで、相手の感情やニーズを理解することができる場面が多々あります。

また、言葉がうまく伝わらない場合でも、ジェスチャーや絵カードなどのツールを活用してコミュニケーションを図る方法もあります。

実習では、こうした様々なコミュニケーションの手段を学び、利用者との信頼関係を築く力を養うことが求められます。

さらに、実習を通じて、自己のコミュニケーションスタイルを振り返ることも大切です。

自分が相手に伝えたいことが、どのように伝わっているのかを常に意識し、改善していくことで、支援者としてのスキルを向上させることができます。

3. チームワークを意識する

障害者施設の現場では、支援者同士の連携が不可欠です。一人で全ての支援を担うことはできませんし、チーム全体で協力しながら、利用者にとって最善の支援を提供することが求められます。

そのため、実習中は他のスタッフとのコミュニケーションを大切にし、チームワークを意識して行動することが必要です。

チームワークを意識するということは、単に他のスタッフと仲良くするだけではありません。

必要な情報を共有し、困ったことがあれば相談し合い、役割分担をしっかりと理解することが重要です。

特に、利用者に関する情報はしっかりと共有し、チーム全体で一貫した支援を提供することが、利用者の安定した生活を支えるために必要です。

また、実習中は、先輩スタッフのサポートを受けることが多いでしょう。

先輩からの指導やアドバイスをしっかりと受け入れ、それを自分の行動に反映させることが、実習を成功させる鍵となります。

さらに、自分が困ったときには素直に助けを求めることも、チームの一員として大切なスキルです。

4. 自己成長の機会と捉える

実習は、利用者に対する支援を学ぶ場であると同時に、自分自身の成長の機会でもあります。実習中には、成功体験だけでなく、さまざまな課題や困難にも直面することでしょう。しかし、これらの課題を克服することが、実習の最大の学びです。

失敗を恐れず、フィードバックを積極的に受け入れることが大切です。自分の行動や考え方を振り返り、改善点を見つけることで、支援者としてのスキルを着実に向上させることができます。また、実習中に得た経験や知識は、今後のキャリアにおいても大いに役立つでしょう。

自己成長を意識して実習に臨むことで、自分がどんな支援者になりたいのか、そのビジョンを明確にすることができます。実習を単なる一時的な経験と捉えるのではなく、将来に向けた大きなステップと考え、意欲的に取り組むことが大切です。

5. プロフェッショナリズムを大切にする

最後に、実習生であってもプロフェッショナリズムを持って行動することが重要です。障害者施設の現場は、利用者の生活に直接関わる場所です。そのため、時間管理や報告・連絡・相談(ホウレンソウ)をしっかりと行い、責任感を持って行動することが求められます。

特に、利用者に関わる情報や業務は慎重に取り扱う必要があります。個人情報の管理や、業務上知り得た情報の取り扱いについては、常に注意を払いましょう。また、実習中に学んだことや気づいたことは、積極的にメモを取り、振り返りの材料とすることが大切です。

まとめ

障害者施設での実習は、利用者との関わり方や現場でのスキルを学ぶ絶好の機会です。

利用者中心の視点を持ち、コミュニケーション力や職員とのチームワークを意識してみて下さい!

そうすることで充実した実習経験を得ることができると思います!

ご自身のキャリア形成に活かしていきましょう!

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 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務

 職歴:福祉用具専門相談員→ショートステイの介護職→生活支援員
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