【強度行動障害支援者養成研修】グループワークで経験したこと

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初めまして!「だいすけ」です!

このブログにお越し頂き、ありがとうございます!

この記事では、

強度行動障害支援者養成研修」に参加して

経験したグループワークの内容に

ついて解説をしています。

研修のグループワークでどんなことをやるのか気になる!

という方にとって参考になれば嬉しいです。

だいすけ
だいすけ

この記事の著者について

詳しいプロフィールはこちら>>>

 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務

 職歴:福祉用具専門相談員→ショートステイの介護職→生活支援員
 保有資格 社会福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、3級FP技能士

 似顔絵を描いてくれた「福祉系イラスレーター”ぴーさん”のページはこちら>>」

【研修の学びを深めるために読んできた書籍】

\人権、面接技術、法律、etc…/
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強度行動障害支援者養成研修で行ったグループワークについて

2023年の4月に、

千葉県の会場にて

行われた

「強度行動障害支援者養成基礎研修」に参加してきました。

この研修は二日間の日程で実施されました

会場に集まった受講生は、全員で20人ほどでした。

全員の方が初対面でありとても緊張しました!

そこで、私が経験したグループワークについて

どんなことを行ったのか解説させて頂きます。

グループワークがメインの研修であると感じました

グループ分け

グループワーク その①

5人のグループを受講生同士で作る!

講師の方より、

初日の講義の冒頭にいきなりこんな説明がありました。

講師の方
講師の方

グループワークを行うグループを皆さんの方で作ってみてください!但し、条件があります!

この条件というのは、

このグループワークの条件とは?
  • 声を出してコミュニケーションをとってはいけない
  • グループに同じ誕生月の人がいてはいけない
  • グループの人数は5人

というものでした。

初対面の方といきなりグループワークで戸惑いました…

ジェスチャーを使ってコミュニケーション

「声を出してはいけないという条件」があるため、

私は、自分の誕生月を表すのに、指やジェスチャーを使い身振り手振り表現をしました。

他の受講生の方も、指等を使いお互いの

誕生月を確認し合い、

なんとか4つのグループを作ることができました。

このグループワークの目的とは?

グループを作るために、

行われたこのグループワークですが、

このグループワークの目的とは?

受講生同士のコミュニケーションを取るため、アイスブレイク

という狙いがありました。

また、もう一つ

このグループワークの目的とは?

声を出さないでコミュニケーションをとる難しさを体感する

もありました。

このグループワークを経験して

支援をしている利用者さんの中には、発語のない方もいらっしゃいます。

疑似的ではありますが、利用者さんの立場を

経験できたグループワークでした。

伝えたいことがあるのに言葉を使えない…

この苦しさが理解できました。

「美味しいカレー」とは?

次に、ご紹介する私が経験したグループワークはこちらです!

グループワーク その2

グループ内で「美味しいカレー」について話し合うというものでした。

このグループワークの目的とは?

このグループワークの目的とは?

個人でそれぞれ価値観が違うことを知る

「美味しいカレー」と言ってもグループ内の皆さん

思い浮かべるカレーは違いました。

例えば、カレーに入れるお肉です。

  • 豚肉なのか
  • 鶏肉なのか
  • 牛肉なのか

また、カレーに入れる野菜などの具材の大きさです。

  • ごろごろした大きめがいいのか
  • 一口サイズの小さめがいいのか
  • すり潰すのがいいのか

このグループワークを経験して

単に「美味しいカレー」と言っても、

美味しいと感じるものは、個人の価値観や好みによって人それぞれ違いますよね。

カレーといういわば国民食であり、誰もが知っている料理であっても

好みが違い、人それぞれ思い浮かべるものが違う。

価値観の多様性が学ベるグループワークでした。

ロールプレイ

グループワーク その3

DVDを鑑賞し、そのDVDを参考にロールプレイを行いました。DVDに出てくる利用者さん、支援者さん役などをグループで演じるというものでした。

私達のグループは以下のような、配役で行いました。

グループによって配役は自由に決めてもいいとのことでした。

  • 利用者さん役
  • 支援者役
  • お店の人役
  • 利用者さんの母親役
  • 観察者役

ロールプレイの前に「支援手順書」を

グループのメンバーで協力して作成しました。

そして、「支援手順書」を参考にしながら、

ロールプレイの詳しい流れもメンバーで協力しながら

決めていきました。

支援手順書とは…支援者が支援をするうえで、アセスメントに基づき支援の方法や手順、注意事項を示したもの。強度行動障害支援者養成研修の実践研修修了者が作成するものとされている。

「強度行動障害のある人の「暮らし」を支える 強度行動障害支援者養成研修[基礎研修・実践研修]テキスト」監修 特定非営利活動法人 全国地域生活支援ネットワーク 

ロールプレイは、グループ毎に発表を行いました。グループによって配役が違うので面白かったです。

このグループワークの目的とは?

このグループワークの目的とは?

チームで統一した支援を行う必要性を理解する

利用者さんへの支援は、職員一人だけで行うものではなく

複数の職員で行っていきますよね。

つまり、チームプレイが求められるということですね。

自閉症の方への適切な支援を行うのに、

職員バラバラの方法で行っていたら、利用者さんが混乱してしまう可能性があります。

そこで、「支援手順書」を使うことで、統一した支援が行えるようになる。

ということをローププレイを通して今回学びました。

研修で使用したテキストについて

今回の強度行動障害支援者養成研修では、

以下のテキストを使用しました。

書籍名「強度行動障害のある人の「暮らし」を支える 強度行動障害支援者養成研修[基礎研修・実践研修]テキスト」

監修 特定非営利活動法人 全国地域生活支援ネットワーク

発行所 中央法規出版株式会社

非常にわかりやすく、講師の方も絶賛のテキストでした。

強度行動障害について学べる書籍なので、研修でなくても

読んでおく価値があると思いました。

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最後に

グループワークを通して学んだこと

今回は、強度行動障害支援者養成研修で経験した

グループワークについて解説をさせて頂きました。

どのグループワークにもしっかりと目的があり、

それは強度行動障害のある利用者さんを支援する上で、

役に立つものであると感じました!

明日から実践していきます!

この研修を受けたことで、

「今まで自分が行った支援はもしかしたら間違っていたのかも」と

思うこともありました。

もっと早くこの研修を受けたかったです…

今回学んだことは、明日の支援から生かせるものばかりです。

より良い支援ができるよう努力していきたいと思います。

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 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務

 職歴:福祉用具専門相談員→ショートステイの介護職→生活支援員
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