福祉用具専門相談員として働いた経験が、障がい者支援の現場においても活かせるとは思っていませんでした。
この記事は、福祉用具専門相談員からの転職を考えている方に向けて書いています。
福祉用具の知識は分野関係なし
福祉用具に関する知識や経験が活かせるのは、高齢者介護の現場だけではありません。
障がい者支援の現場においても車いすは、様々な場面で活用されています。
分野に関係なく、福祉用具の知識は活用できるんです!
福祉用具の知識は必ず役立ちます!
現在、障害者施設の生活支援員として勤務しています。日々、利用者さんが暮らしやすいよう支援をしています。施設の中で、食事支援や入浴支援を行っています。
支援をする中で、福祉用具が登場する場面はたくさんあるんです!
福祉用具専門相談員で得た知識や経験が活かせた場面がありました!
車いすを操作するとき
車いすの正しい操作方法って意外と知られていないんです。
- 正しいたたみ方
- 段差の乗り越え方
- 坂の降り方 等々
何となくは知っているけど、しっかりと勉強したことがない職員さんもいらっしゃいました。
こんな時に、福祉用具専門相談員時代の経験が活かせました。
オムツを買うとき
オムツやリハビリパンツは障がい者支援の現場でも活用されています。
オムツの種類ってたくさんあり、正直違いが分かりにくいですよね。
夜用昼用の違いってなに?…と違いがよく分からず、迷っておられる職員さんもいらっしゃいました。
こんなときに福祉用具専門相談員時代の経験が活かせました。
スロープを使用するとき
私の職場では、車いすを利用している利用者さんがいます。
施設が古いこともあり、玄関は階段したないため、折りたたみ式のスロープを使用しています。
折りたたみスロープは、使用方法をしっかりと把握していないとケガをしていまう可能性がありますよね。
こんなときに、福祉用具専門相談員時代に経験が活かせました。
まとめ
私は一年ほどしか経験しなかったのですが、それでも福祉用具全般について多少は知ることができました。
転職する前は、高齢者支援の分野と障害者支援の分野は全く違う世界であり、あまり繋がりは無く、自分の介護の経験が活きる場面はないものだと思いこんでいました。
しかし、違いました。
自分の経験や知識が活かせる場面がたくさんありました。
福祉用具専門相談員から転職を考えている方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント