この記事では、
「社会的促進の具体例」ついて
福祉の現場での経験をもとに
考えています!
この記事の著者について
・ 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務
・ 職歴:福祉用具専門相談員→ショートステイの介護職→生活支援員
・ 保有資格:社会福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、3級FP技能士
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社会的促進を考えてみる
施設での利用者支援の現場は、
一人だけで回すことはできないことがほとんどです。
数人でチームを組み、お互いに協力しながら、
利用者さんの支援を行い、仕事を進めていきますよね
現場の仕事にかぎらずですが、
他者との協力は、仕事において大切です。
お互いに協力して、仕事をすすめていかなければ
仕事は終わらないですよね。
協力して仕事を進める
私は、高齢者のショートステイと障害者の入所施設で勤務してきました。
どちらの現場も、職員同士連携をとり、
お互いに協力しながら仕事を進めてきました。
他者と仕事をするとき、皆さんはどんな心理状況になりますでしょうか。
数人で仕事をする状況には、特有の状況が生まれることがあるようです。
・社会的促進とは
参考文献 社会福祉士養成編集委員会 「心理学理論と心理的支援 第三版」中央法規出版株式会社 p96
「一人で作業するよりも、他の人と一緒に作業しているとき、あるいは単に見物する人がいるとき、または単に他の人が存在するだけでも、作業効率が向上すること」
社会的促進が生じる理由
社会的促進生じるには原因は
以下のようなものがあります。
・緊張感が生じるから
・他の人からの評価を気にするから
・自分を誇示したいから
これらの理由をみると納得できる自分がいます。皆さんはいかがでしょうか。
他の人の評価に関しては、私は最も気にしてしまいます。
他の人にどう思われているか…気になってしまいます。
他の人によく思われたい…と思ってしまう自分がおります。
チームで仕事を進める
チームで仕事をするうえでは、作業効率が向上したほうがいいですよね。
私の経験でいえば、掃除をするときに感じるときがあります。
利用者さんがいるフロアは広いため、掃除するには時間も手間もかかります。
そんなとき、数人で互いに協力することで、
あっという間に終わる…
なんてことがよくあります。
こんなとき、社会的促進が生じていると思っています。
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