この記事では、
私が職場で感じた「社会的手抜き」の
具体例について述べています。
社会的手抜きの具体例が知りたい!
という方にとって参考になれば嬉しいです!
「作業する人数が多ければ、自分が手を抜いて分からないだろう…」
と思ったことないでしょうか?
この記事の著者について
・ 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務
・ 職歴:福祉用具専門相談員→ショートステイの介護職→生活支援員
・ 保有資格:社会福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、3級FP技能士
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社会的手抜きとは?
まず、「社会的手抜き」とはどんなことなのか。
以下は、テキストによる解説です。
習熟していたり、あるいは単純な作業であったりしても、綱引きのように集団で課題に取り組み、それぞれの人がどのくらい努力したかが目立たない状況だど、「自分1人ぐらい手を抜いても大丈夫だろう」「真面目にやる人ばかりではない」と感じて、本気で取り組まない社会的手抜きが生じやすい
社会福祉士養成講座編集委員会「心理学理論と心理的支援 第三版」中央法規出版株式会社 p96
上記のような状況は、
福祉の現場の限らず、どこにでも起こりうる可能性がありますよね!
家庭や職場、学校、などなど
集団で行動する場所や場面はあらゆるところでありますよね!
例えば運動会で、
「実際に自分だけ綱を引かなかったらどうなるのか」
社会人の私には、今のところ検証する術がありません。笑
職場での「社会的手抜き」の具体例
さて、
この社会的手抜きの具体例を自分の職場での体験をもとに考えてみます。
1 掃除の時間
まず思いつくのは、
学校のように、掃除の時間は明確に決まっているわけではないので、
空いている時間など人手に余裕のある時間に掃除を行っています。
職場によっては、掃除専属の職員がいらっしゃるところもあるとは思います。
私の前の職場は、専属の職員はいなかったため、現場の職員が行っていました。
掃除は本当に大変ですよね。掃除をしなければならないところは多いし、
時間もないし、体力的にもきついですからね。
掃除は分担作業
広い職場であるならば、役割や掃除箇所を分担しなければ、
全てを掃除しきれませんよね。
場所を割り振り、日にちをかけ、少しずつ掃除を進めていくという感じでした!
誰も見ていないから手を抜く?
掃除中は基本的には一人です。
誰かに見られているわけではないですよね…。
ものすごい汚いところであれば、掃除をしたかしていないかわかりますが、
ある程度きれいそうにみえるところであれば、
少し手を抜きたい…誰もみてないし…
という誘惑にかられてしまいます。
掃除の目的を考えてみる
とはいえ…なんのための掃除かということを考える必要がありますよね。
職員、利用者さんが快適に過ごしてもらうために掃除をするんですよね。
集団でいると、特有の心理状況になります。
今自分がどんな心理状況になっているのか「自己覚知」しながら、
今後も業務に臨んでいきたいと思います!
2 備品の補充
続いての具体例です
例えばこんな備品です
・トイレットペーパー
・ペーパータオル
・手洗い石鹸
あとは、備品とは少し違いますが、
・ゴミがいっぱい溜まった袋の交換
・シュレッダーの紙屑
これらの交換や補充は
「自分やらなくても大丈夫だろ!」
「次使う人がきっとやってくれるから大丈夫だろ!」
なんて思いがちではないでしょうか
最後に
今回の記事では、
社会的手抜きの具体例について
考えてみました!
最後までお読みいただきありがとうござました!
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