【ヒヤリハット事例】障害者施設ー場所別にまとめました!ー

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障害者施設で経験した「ヒヤリハット」の事例をまとめました! 社福・介護職あるある
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はじめまして!だいすけです!

このブログにお越し頂きありがとうございます!

この記事はこんな方におすすめです!

障害者施設でのヒヤリハットの事例を知りたい!

だいすけ
だいすけ

この記事の著者について

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 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務
 保有資格:社会福祉士、3級FP技能士

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【厳選!スキルアップに役立つ書籍一覧】

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この記事でのヒヤリハットについて

今回の記事でまとめた「ヒヤリハット」は、

私が障害者施設で生活支援員として働いてきた中で経験した事例になります。

ですので、

あくまでも「いち個人が経験したひとつの施設の事例」となります

こんなヒヤリハットがあるんだぁ

ぐらいの感じでご覧になって頂ければ幸いです!!

どんな施設のヒヤリハットなの?

・旧名称「知的障害者更生施設」

・現在のサービス名「施設入所支援」となります。

入所施設であり、利用者さんが基本的には24時間過ごす場所になります。

利用者さんの中には、親御さんが暮らす自宅に一時帰宅する時もあります。

ただ、利用者さんの高齢化とともに親御さんが亡くなるケースが多くなってきており、

自宅には帰ることができない利用者さんが年々多くなってきています

どんな利用者さんのヒヤリハットなの?

多くの利用者さんには、

・自閉症
・知的障害

があります

また、「強度行動障害」のある利用者さんも多くいらっしゃいます

場所別にヒヤリハットをまとめました!

今回の記事では、ヒヤリハットを障害者施設の

「場所別」にまとめました!

・居室
・食堂
・浴室
・デイルーム
・トイレ
・屋外

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「支援場面別」にまとめた記事はこちら>>>

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居室内でのヒヤリハット

感電の恐れがあったヒヤリハットの事例

音楽を聴くのが好きな利用者さん。

日常生活では、ある程度自立しているため、一人で居室内ラジカセを使用して音楽を聞いてもらっていた。

すると、どうやらラジカセのコンセントを一人で何回も抜き差しをしていた様だった。

そのせいか、ラジカセのコンセントが曲がってしまっていた。感電の恐れもあったためヒヤリとした。

ヒヤリハット対策を考える書籍 >>>

食堂内でのヒヤリハット

作画 ぴーさん
トラブルになりそうになったヒヤリハット

食べることが大好きな利用者さん。

施設の食事では、一人前の料理をおぼんに乗せて提供している。

ある日、ある利用者さんは、自分の分を食べ終えた後、目の前に座っていた別の利用者さんの食事の一部を取ろうとした。

近くにいた職員がすかさず、制止したためトラブルにならなかった。

危険物が出しっぱなしだったヒヤリハット

利用者さんの中には、あまり噛まずに飲み込む方、早食いの方がいらっしゃる。

このような利用者さんに食事を提供する場合は、食材が喉に詰まってしまう窒息を防止するために、食材を一口大に切るためにハサミを使用している。

ある日、そのハサミを使用した後も、机の上に置きっぱなしになっていた。食事支援が始まる時に、ハサミが出たままであると気づいた。

浴室内でのヒヤリハット

利用者さんが滑って転倒しそうになったヒヤリハット

ある利用者さんが入浴を終え、衣類を着用しようとした瞬間、バランスを崩して倒れそうになった。幸いにも、ケガはなかった。体格が大きい方であったため、支えることができたかどうか不安だった。

利用者さんが湯船から上手く立ち上がれなかったヒヤリハット

60歳を超えたある女性の利用者さん。

湯船の中でお湯に浸かったいたところ、上手く立ち上がることができなかった。

お湯だと思ったら水だったヒヤリハット

入浴支援を始める30分前に浴槽の蛇口をひねり、準備をしていた。

お湯をはり終えたであろうタイミングに浴室に行き、

浴槽に手を入れてみると、お湯ではなく水を入れていた。給湯機の電源を入れ忘れていた。

デイルームでのヒヤリハット

利用者さんがモノに引っかかって転倒しそうになったヒヤリハット

利用者さんが日中過ごすデイルームには、いくつかソファが置いてある。

そのソファの中には寝ることができるくらい大きいものもある。

そして、ソファには寝る時に使用できるように「膝掛け」や「タオルケット」が置いてある。

ある利用者さんがソファから起き、歩き始めようとした時に、足元にタオルケットが引っかかり転倒しそうになった。

利用者さんが滑って転倒しそうになったヒヤリハット

トイレの前の床が水で濡れており、そこを知らずに走って通った利用者さんが転びそうになった。

どうやらトイレで手を洗った別の利用者さんが手をペーパー等で拭かずに、床に水が垂れてしまっていたようだった。

作画 ぴーさん

屋外でのヒヤリハット

利用者さんが車のサイドミラーを壊しそうになったヒヤリハット

ある利用者さんは「こだわり」が強い。

自分の視界に入った「モノ」が自分が思った状態になっていないと気になってしまい、突発的に行動することがよくある。

ある日、その利用者さんが外に出る機会があった。すると、職員の車のサイドミラーが気になった様だった。閉じた状態だったサイドミラーを無理やり開いた状態にした。

トイレでのヒヤリハット

トイレが詰まりそうになったヒヤリハット

ある利用者さんは、最適な量を取るのが難しく、トイレットペーパーを取り過ぎる傾向がある。

トイレが詰まりそうになったヒヤリハット

ある利用者さんは、水に溶けないペーパータオルをトイレに流してしまった。

トイレで転倒しそうになったヒヤリハット

便器の周りが尿で水たまりになっていた。男性の利用者さんがどうやら、尿を便器内にできずに外してしまった模様。それに気づかずに、他の利用者さんをトイレ誘導してしまった。

障害者施設のどこで事故が多いのか?

長野県の資料をみると、

建物内のどこで事故が起きているのかについて知ることができます

最も多いのは「居室」でした

事業所内の事故発生場所発生件数
居室56件
廊下・階段18件
食堂・厨房15件
令和3年度 障害福祉サービス事業所等における事故等の状況

場面別にヒヤリハットをまとめました!

支援の場面別にヒヤリハットを下の記事にまとめました!

良かったらご覧ください!

ヒヤリハット対策に役立つ書籍・本

ここまでお読み頂きありがとうございます!

最後に

ヒヤリハットの対策に役立つ書籍・本

について考えていきます

障害者施設のヒヤリハット対策に役立つ書籍・本を紹介します!
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