障害者施設(施設入所支援)における「生活支援員の早番の仕事内容と1日の流れ」を現役職員の実体験ベースでご紹介しています。
・障害者施設の生活支援員として働くことに興味がある方
・早番の具体的なスケジュールや介護・支援内容を知りたい方
・「未経験からでも障害者施設で働ける?」と不安な方
「障害者施設の早番って、何時出勤?」「朝の準備や食事介助ってどれくらい忙しいの?」と疑問に思っていませんか?
高齢者介護とは少し違う、障害者施設ならではの「早番のリアル」は、実際に働いてみないと見えにくい部分が多いですよね。
そこで今回は、現役生活支援員である私が、勤務時間からタイムスケジュール、具体的な支援内容(起床・食事・日中作業など)まで、1日の流れを時系列で分かりやすく解説します!
この記事を読めば、あなたが働くときの具体的なイメージがグッと湧くはずです。ぜひ参考にしてくださいね!
※入所施設の一例としてみていただければと思います。施設によって仕事内容の違いがあると思いますので、ご了承ください。

【この記事の著者(専門家)について】
・保有資格:国家資格 社会福祉士 / 相談支援専門員 / 2級FP技能士(1級取得へ挑戦中)
・専門分野と経歴(実務経験9年以上):
・現在:障害者支援施設の生活支援員(5年〜)
・前職:高齢者福祉施設(ショートステイ3年 / 福祉用具専門相談員1年)
・運営者からのメッセージ:福祉の現場経験とファイナンシャルプランナー(FP)の知見を活かし、福祉職の働き方やキャリアアップに役立つ正確な情報を発信しています。
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障害者施設における生活支援員の「早番の勤務時間」は?
私が現在勤務する障害者施設(施設入所支援)では、
早番は「7時から16時」までが勤務時間となります
途中に休憩が1時間あります。
休憩時間はその日によって変わることが多いです。
生活支援員としてこれから働く方へ【あると便利なモノ】
時系列で解説!生活支援員「早番」のリアルな仕事内容と1日の流れ
それでは、
生活支援員の早番の仕事内容
について時系列で順番に解説させて頂きます!
| 時間 | 業務内容 | 未経験者が押さえるべきリアルなポイント |
| 7:00 | 利用者さんの起床支援 | 自力更衣が難しい方の介助、 検温・身だしなみ・髭剃りなど。夜勤者と協力して分担します。 |
| 8:00 | 朝食の支援・口腔ケア | 見守りや食事介助。終わった方から、 難易度の高い「歯磨き支援(うがいの見守り)」を行います。 |
| 10:00 | 午前の作業時間(日中活動) | ガスメーターの解体作業の見守りや手伝い。 作業終了後は、脱水防止のために麦茶を提供。 |
| 12:00 | 昼食の時間 | 朝食と同様の介助・見守り。 |
| 13:00 | 休憩時間(1時間) | その日の状況により変動。 施設内に自販機はあるが、コンビニは車が必要な立地。 |
| 14:00 | 午後の作業時間 | 午前と同様の作業支援。 水分補給と必要に応じたトイレ誘導を徹底。 |
| 16:00 | 申し送りと勤務終了 | 次のシフト(遅番など)へ申し送りを行い、退勤。 残業はほぼありません! |
【7:00】利用者さんの起床支援・モーニングケア

朝の7時の時点でまだ起きていない利用者さんがいれば、
起床の支援をしていきます。
利用者の中には、自立度が高く、
自分で更衣が出来る利用者さんもいらっしゃいます。
ですので、
自力では更衣が難しい利用者さんの手伝いを行っていきます。
どんなことをやるのか?
具体的には、以下のようなことを行っていきます!
- 更衣介助…パジャマから日中着への着替えの介助をします。
- 検温…体温計を使用して体温を計ります。
- 整容…寝ぐせなどの身だしなみを整え、男性の利用者さんは髭剃りをします。
- 血圧測定…全員ではないですが、測定しています。
利用者さんの体重測定を行なっています。体重の増減を確認し、食事内容や支援内容を考えています。
上記の内容を夜勤者さんと協力し、分担して行っていきます。
夜勤者さんによっては、全ての利用者さんの起床の支援が終わっていることもあります。
【8:00】朝食の食事介助と口腔ケア(歯磨き支援)
続いて、利用者さんの朝食の支援をしていきます。
食堂の椅子に数に制限があるため、利用者さんに食堂に順番に来てもらい、
食事をしていきます。
食事支援とはどんなことをやるのか?
食事の支援では、以下のようなことを行っています。
利用者さんによってできること、苦手なことにばらつきがあるため
利用者さんによって支援内容は変わってきます
- 手洗いの支援…手をきれいに洗えるように、石鹸をつけるなどの動作を一部手伝います。
- 見守り…飲み込みは問題なくできているか、ムセていないか…などを見守りします。
- 食事の介助…自力での摂取が難しい場合は介助をしてます。
食事支援や口腔ケアは、利用者さんのこだわりや特性によって対応が180度変わります。私も最初は「どう関わればいいの?」とパニックになりました。
そんなとき、障害特性に合わせた具体的な声かけや現場のアイデアが65例も載っているこの本を持っておくと、明日からの現場が驚くほどラクになりますよ!
職員も同じ食事を食べます!

私が勤務する障害者施設では、
職員も利用者さんと同じ食事を食べています。
施設内に厨房があり、そこで作った出来立ての料理を食べています。
私はこの食事が非常に楽しみであり、仕事も頑張れちゃいます!

食費の節約にもつながってます!
食事が終ったらやること
食事が終わった利用者さんから、順番に歯磨きの支援を行っていきます。
ここでも、自分では歯磨きをすることが苦手な利用者さんの支援を行います。
「うがい」がうまくできず、そのまま水を飲み込んでしまう利用者さんも多く、
歯磨き支援は難しいと感じています!
歯磨きが終わったあとは、利用者さんはテレビを見ていたり、
寝ていたりとそれぞれゆったり過ごしています。
また、必要に応じて利用者さんのトイレ誘導を行っています
💡 現場のリアル:なぜ歯磨き支援が難しいのか?
- 水を飲み込んでしまう:「うがいをして吐き出す」という指示が通りにくく、すすぎ水をそのまま飲んでしまう方が多い。
- ブラシの拒否がある:口の中に異物(歯ブラシ)を入れられるのを嫌がり、顔を背けてしまう利用者さんもいらっしゃいます。
【先輩からのワンポイントアドバイス】
無理にゴシゴシ磨こうとせず、ジェル状の歯磨き粉(泡立ちが少なく飲み込んでも比較的安全なもの)を使用したり、お声がけのトーンを優しく変えるだけで、スムーズに口を開けてくれることがありますよ!
【10:00】日中活動(作業支援・ガスメーターの解体)
続いて、私が勤務する施設では、平日に限りますが、
10時から利用者さんは作業を行っています。
利用者さんの特性に応じた作業があり、職員はその作業を支援していきます。
具体的な作業内容は、解体作業が主になっています。
解体しているものは、ガスメーターの中の部品になります。
ドライバーやペンチを使用し、解体作業をしています。
作業ではどんなことをやるのか?
- 見守り…解体作業が問題なくできているか、
- 手伝い…利用者さんができない箇所や苦手な作業を一部手伝うこともあります。
作業時間が終わったらやること

この作業の時間が終わったら、
利用者さんに水分補給を行ってもらうため、麦茶を提供しています。
喉が渇いたとアピールできない利用者さんも多くおり、
定時で水分を提供し、脱水とならないよう注意しています。
また、必要に応じて適宜トイレ誘導をします。
【12:00】昼食の食事介助と水分補給の確認
朝食の時と同様に支援をしていきます。
私の施設では、昼食後に歯磨きは行っていません。
【13:00】休憩時間(職員の過ごし方や周辺環境)
職場には、自動販売機があります。
10円程度ですが、街中より少し安い値段設定になっています。
私はよく利用しています!
また、残念ながら施設の周辺に店がないため、
近くのコンビニに行くためには車が必要となってしまいます。
節約も大切ですが、これから働くなら「実際の給料やボーナス事情」もやっぱり気になりますよね。生活支援員のリアルな年収や待遇については、こちらの記事でかなり具体的にぶっちゃけています!
【14:00】午後の日中活動・水分提供
午後にも午前と同じく、作業の時間があります。
午前の時と同様に支援をしていきます!
🚨 水分補給のここが重要!支援員が見るべきポイント
- 「喉が渇いた」と言葉やジェスチャーで自発的にアピールできない利用者さんを優先して見守る。
- 一気に飲むとむせる(誤嚥する)リスクがあるため、必要に応じて「とろみ」を付けるなどの個別対応を確認する。
- 水分補給のタイミングに合わせて、次のトイレ誘導(排泄リズムの把握)もセットで行う。
【16:00】申し送りと勤務終了(残業はある?)
勤務終了です。お疲れ様でした!
最後に
まとめ:障害者施設の早番は「生活のリズムを整える」大切な役割!
今回は、障害者施設(施設入所支援)における生活支援員の「早番の仕事内容」と1日のスケジュールについて、私の体験談をもとにご紹介しました。
あらためて、早番のポイントを振り返ると以下の通りです。
- 勤務時間は7:00〜16:00(休憩1時間)で、夕方以降の時間を有効活用できる!
- 朝の起床支援から食事介助、日中の作業支援までメリハリのある業務内容。
- 施設内の厨房で作られた美味しい食事が食べられる楽しみも!
もちろん、施設の種類や利用者さんの障害特性によって、仕事の流れや具体的な内容は異なります。
「こんな風に、利用者さんの毎日の生活に寄り添いながらサポートしている職場もあるんだな」と、一つの参考にして頂ければ幸いです。
生活支援員としての一歩を踏み出そうとしているあなたを、心から応援しています!最後までお読み頂きありがとうございました!
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