側面的支援機能とは?
ソーシャルワーカーが持つ機能は様々にあります
そして、ソーシャルワーカーの機能の分類は、
テキストや専門家によって違いがあります
今回は「側面的支援機能」について
社会福祉士会の基礎研修で使用してきたテキストや
社会福祉士養成講座で使用したテキストをもとにまとめてみました!
基礎研修テキストの解説
問題を抱えるクライエントが自らの「強み」(strength)を見出し、その問題解決に向けてのクライエント自身による主体的な取り組みを促進する「側面的支援者」(enabler)としての機能である
「基礎研修テキスト 上巻」公益財団法人日本社会福祉士会 編集・発行
ソーシャルワーカーは、
クライエントが自ら問題解決ができるように様々な手助けをする存在であるということですね
問題解決の主体はクライエントであり、
ソーシャルワーカーはその補助的な役割を担います
ソーシャルワーカーが手助けをする際は、
クライエントが持つ強みや得意なことを見つけ出し、
それを活かして支援にあたることが大切ですね
ジャーメイン(Germain,C.)の分類
ソーシャルワーカーの6つの役割
1仲介者(mediater)
MINERVA社会福祉士養成テキストブック④「ソーシャルワークの理論と方法Ⅱ」ミネルヴァ書房 発行
2代弁者(advocate)
3組織者(organaizer)
4イネーブラー(可能ならしめる人、enabler)
5促進者(facilitator)
6教師(teacher)
側面的支援機能とほぼ同じ意味を
表しているのは「4イネーブラー」となりますね
ピンカスとミナハンの分類
ソーシャルワーカーの7つの機能について
1人々の問題解決や対処の能力を強化し、より効果的に活用できるよう援助する機能
MINERVA社会福祉士養成テキストブック④「ソーシャルワークの理論と方法Ⅱ」ミネルヴァ書房 発行
2人々と資源システムを結びつける機能
3人々と社会的資源システムの間の相互作用を促進させ、両者間の関係を修正し、新しい関係を構築する機能
4資源システム内の人々の相互作用を促進し、関係を修正し構築する機能
5社会政策の発展と修正に後見する機能
6物質的資源を分配(給付)する機能
7社会統制をになう機能
最後に
今回はソーシャルワーカーの機能の一つである
「側面的支援機能」について解説させて頂きました!
「社会福祉士会の基礎研修Ⅱ」では、
「側面的支援機能などのソーシャルワーカーの機能」
について学びました
下の記事では、私が研修で学んだことを解説させて頂きました!
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