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障害者施設で働くのに適した服装とは一体どんなものだろう?
障害者施設での業務は以下のように多岐に渡るため、
服装選びは難しそうと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
- 利用者さんの食事支援や入浴介助などの支援業務
- 利用者さんの送迎などの運転業務
- 施設内の掃除 等
利用者さんの安全を守りつつ、職員自身も動きやすく快適に働くためには、
どのような服装が求められるのでしょうか?
今回の記事では、
「障害者施設で働く職員の服装」について解説させて頂きます!

障害者施設で働いてきた経験を元に記事に仕上げました!

【この記事の著者(専門家)について】
・保有資格:国家資格 社会福祉士 / 相談支援専門員 / 2級FP技能士(1級取得へ挑戦中)
・専門分野と経歴(実務経験9年以上):
・現在:障害者支援施設の生活支援員(2020年〜現在)
・前職:高齢者福祉施設(ショートステイ3年 / 福祉用具専門相談員1年)
・運営者からのメッセージ:福祉の現場経験とファイナンシャルプランナー(FP)の知見を活かし、福祉職の働き方やキャリアアップに役立つ正確な情報を発信しています。
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障害者施設で働く職員の服装について解説!
制服が指定されている施設もある

制服が指定されている障害者施設は数多くあります
制服の形態は、ポロシャツや作業着など会社や事業所、職種によって様々です
一般的には、会社の法人名やロゴ、キャラクターなどがデザインされたオリジナルのデザイン
であることが多いです。
制服で働くメリットはいくつか考えられます。
- 職場全体の統一感が生まれる
- 服装選びに悩む必要がない
- 個人の経済的負担軽減につながる
職場全体の統一感が生まれる
高校や大学の文化祭でクラス毎にTシャツやポロシャツを作った経験のある方であれば、
イメージでしやすいかもしれません

全員が同じ服装であると統一感が生まれ、そして、連帯感が生まれますよね
障害者施設のようにチームで仕事をする必要がある場合、
連帯感があるとより良いチームワークに繋がります。
また、利用者やその家族からすると
パッと一目見ただけで職員とわかるため、制服がトレードマークにもなります
集団(チーム)特有の心理について記事を書いてみました

服装選びに悩む必要がない
制服があると毎日の服装選びに悩む必要がなくなりますよね
朝の忙しい時間であれば、大幅な時間の節約につながります
個人の経済的負担軽減につながる
仕事用の服を購入する必要がないので、
経済的な負担が軽減されるのも制服の良いところです
また、仕事柄や業務中に衣類が濡れたり、シミがついたりする可能性が高いため、
制服であればそれらに恐れることなく業務に集中できます
障害者施設ではどんな服装で働いたらいいか?
1. 動きやすさが最優先

障害者施設における利用者さんの支援業務では、
利用者さんの動きに合わせて、常に対応できる体勢である必要があります
なぜなら、危険を予測できない利用者さんも多くいるため、
職員が介入しないと怪我をしてしまうケースがよくあるからです。
突然走り出したり、突然床に寝そべってみたり、
利用者さんが予想外の動きをすることがよくあります。
また、自らの体を自らの手で傷つける行為(自傷行為)をしてしまう
利用者さんも多くいらっしゃいます
利用者さんの怪我を防止をするためには、
とっさの動きに職員は俊敏に対応できる必要があります
そのため、動きやすい服装が何より重要であると考えます。
👕 トップス(上着)の選び方
トップスは、だらしなく見えず、かつ動きやすい「襟付きのポロシャツ」が王道です。
- おすすめ: 吸汗速乾機能のあるスポーツ用ポロシャツやTシャツ(ユニクロのドライEXなど)。冬場は、脱ぎ着して体温調節がしやすい「前開きのジャージ」や「ジッパーが露出していないフリース」が重宝します。
- ポイント: 介助で汗をかいたり、入浴介助で濡れたりすることが多いため、綿100%よりもポリエステル混紡の「すぐ乾く素材」を選ぶのがベストです。
👖 ボトムス(ズボン)の選び方
ボトムスは、立ったりしゃがんだり、時には床に膝をついたりするため、「ストレッチ性(伸縮性)」と「耐久性」が命です。
- おすすめ: チノパン(ストレッチが効いているもの)、スポーツ用ジャージ、ワークマンやユニクロの伸縮性スラックス(アンクルパンツなど)。
- ポイント: 色は、汚れが目立ちにくい「ネイビー」「黒」「ベージュ」が定番です。生地が薄すぎると、利用者さんを支える際に擦れて破れることがあるため、少し厚みがあってよく伸びるものを選びましょう。
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具体的にどんな服装が適しているか?
では、具体的な服装について解説させて頂きます。
例えば、ジャージやチノパン、ストレッチ素材のパンツなどが好まれます。
避けるべき服装は?

柔軟性に欠ける素材で作られた服はおすすめできません
動きにくいからです
また、スカートも業務に適していないと思います
服装に関する決まり事は、就業規則に掲載されている場合もあります
職場で確認してみましょう!
⚠️ フード付きの服や「紐」がある服はNG
パーカーなど、首元にフードや紐(ひも)がついている服は避けるべきです。
なぜなら、利用者さんがパニックになったり興奮したりした際に、服のフードや紐を引っ張られてしまい、職員自身が首を絞められるなどの大きなケガに繋がる危険性があるからです。また、ズボンのウエスト部分の紐が長く垂れ下がっているのも、利用者さんの手に引っかかりやすいため危険です。
⚠️ ボタンやジッパー、装飾が多い服
胸元やポケットに大きなボタン、金属製のジッパー、ビジューなどの装飾がついている服もおすすめできません。
介助の際や、利用者さんと密着したときに、装飾が利用者さんの肌に擦れてケガをさせてしまうリスクがあります。職員だけでなく、何よりも「利用者さんの安全を守る」という視点で服を選ぶことが大切です。
⚠️ デニム(ジーンズ)や露出の多い服
ジーパンは一見丈夫で動きやすそうですが、「生地が硬くてとっさの動きに対応しにくい」「カジュアルすぎる」という理由で、施設によっては禁止されているケースも多くあります。
また、胸元が大きく開いた服や、しゃがんだときに背中や下着が見えてしまうような露出の多い服装も、衛生面やプロとしての身だしなみの観点からNGです。
2. 靴にも気を配ろう
障害者施設で働く職員は靴の選び方にも注意が必要であると感じています
なぜなら、
業務中に素早く動くことが求められる場面があるからです。
利用者さんの怪我を防止するのはもちろんですが、
自分自身を怪我から守るためにも業務に適した靴を選ぶのが賢明です。
具体的には以下のような靴がおすすめです
- 靴底が滑りにくい材質になっている
- 長時間履いても疲れにくい靴
- 靴紐等でしっかりと固定できる靴
避けるべき靴の特徴は?

障害者施設で働きた経験から
以下のような特徴の靴は避けるべきであると感じています
- 靴底が滑りやすい材質でできている
- 柔軟性に欠ける材質できている靴
- サンダルようにすぐ脱げてしまう靴
- 長時間履いていると疲れる靴(重い靴など)
| 項目 | おすすめ(◯) | 避けるべき(×) |
| タイプ | スリッポン(脱ぎ履きしやすい)、 ひも靴(しっかり固定できるスニーカー) | サンダル、 クロックス(脱げやすく転倒の危険がある) |
| 靴底(ソール) | ゴム底など (入浴介助や水回りの掃除でも滑りにくい材質) | プラスチック底、 ツルツルした素材(滑りやすい) |
| クッション性 | 長時間歩いたり立ったりしても疲れにくい、 軽いスポーツシューズ | 重い安全靴、 硬くて柔軟性に欠ける材質の靴 |
3. 自宅で洗えるで材質できた服を選ぼう!
障害者施設の業務では、服が濡れたり汚れたりすることが多くあります
なので、
自宅の洗濯機で洗える素材の服を選ぶことをおすすめします
自宅では洗えないような洋服で業務に就くのは、避けるべきであると思います
毎日清潔な状態で勤務することが求められます。
また、汚れた場合にすぐ着替えられるよう、予備の服を持参することも良い習慣です。
職場にロッカー等があれば、そこに何枚か洋服を常備しておくと安心です
4. アクセサリー類は控えめに
障害者施設での利用者支援中にアクセサリー類をつけることは、
控えるべきであると考えます。
以下のような理由があります。
- 利用者がケガをするリスクがある
- 利用者が掴むなどして自分がケガをするリスクがある
勤務中においては、必要最低限のものだけを着用したほうが
業務に集中できると思います。
🏢 勤務初日や実習初日の服装はどうする?
「初日は私服でいいの?」「最初からジャージで行くべき?」と悩む方は非常に多いです。施設から特別な指定がない場合は、以下の対応が最も無難で確実です。
- 通勤・挨拶時の服装: チノパンに無地のポロシャツ、またはシャツなど、清潔感のある「オフィスカジュアル」な服装で向かいます。初日は挨拶やオリエンテーション(書類手続きや説明)から始まることが多いため、だらしなく見えない服装が基本です。
- 着替えを持参する: 挨拶のあとにすぐ現場に入る可能性が高いため、動きやすいジャージやTシャツ、上履き用のスニーカーをバッグに入れて持参しましょう。
※学生の実習やボランティアの場合は、学校の指定(学校指定のジャージなど)があるケースが多いので、事前にオリエンテーション等で必ず確認しておきましょう。
❓ 障害者施設の服装に関するよくある質問
Q. 服はどこで買うのがおすすめですか?
A. ユニクロ、ジーユー、ワークマンなどが圧倒的におすすめです。
現場では服が汚れたり破れたりすることが日常茶飯事なので、プチプラで耐久性が高く、ストレッチ性に優れたアイテムが揃うこれらのブランドは現役職員の強い味方です。
Q. 髪型や髪色、ネイルの規定はありますか?
A. 施設によって異なりますが、基本は「清潔感」と「安全性」が最優先です。 髪が長い場合は介助の邪魔にならないよう後ろで結びます。爪は利用者さんの肌を傷つけないよう短く切るのが鉄則です。ネイル(ジェルネイル含む)や派手な髪色は、施設ごとの就業規則で禁止されている場合が多いので、事前に確認しましょう。
まとめ
今回の記事では障害者施設で働く職員の服装について解説させて頂きました
服装を選ぶ際には
- 動きやすさ
- 洗濯できるかどうか
を考慮してみて下さい
服装以外では
- 靴
- アクセサリー類
についても、利用者支援に支障がでないように気を付ける必要があります
また、施設によっては指定の制服があり、服装のルールが決められている場合もあります。
障害者施設で働く際は、
まずは施設の服務規律等の規定を確認し、
利用者にとっても自分自身にとっても安心で働きやすい服装を心掛けていきましょう!
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