【障害者施設の余暇活動】事例を調査しました!

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障害者施設における余暇活動の事例を調査しました! 障害者施設に関するあれこれ
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余暇活動は、日常生活の中で楽しみや充実感を得る機会となります。

特に、施設入所者は日々の生活が画一的・規律的となり、ルーチン化しやすい傾向があります。

施設暮らしてあっても、多様な余暇活動があることで、日々の生活に変化をつけることができます。

また、活動を通じて達成感を得たり、リラックスしたりすることで、

精神的な安定や生活の質(QOL)の向上が期待できます

この記事で解説していること

障害者施設における余暇活動の事例を調査しました!

だいすけ
だいすけ

この記事の著者について

詳しいプロフィールはこちら >>>

 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務
 保有資格:社会福祉士、3級FP技能士

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障害者施設における余暇活動の意義について

余暇活動って、ただの遊びじゃないの?

いいえ、余暇活動は利用者の生活の質(QOL)向上や

自立支援につながる大切な取り組みなんです!!

障害者施設における余暇活動にはどんな意義があるのでしょうか

いくつかの観点から考察していきます

【障害者施設の余暇活動】事例を調査しました!
  • 自己表現と創造性の発揮する場となる
  • 社会的スキルの向上につながる
  • 生活の質(QOL)の向上につながる
  • 自立支援につながる

順番に、解説させて頂きます

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生活の質(QOL)の向上につながる

余暇活動は、施設での暮らしに楽しさを提供し、

マンネリ化しがちの日々の生活に変化と充実感を与えます。

また、運動系の余暇活動の場合は、

体力の維持・向上を助け、健康的な生活をサポートします。

自己表現と創造性の発揮する場となる

創作活動や音楽活動などは、利用者の自己表現の手段となります。

言葉でのコミュニケーションが難しい方でも、

絵画や手芸、カラオケなどを通じて自分の思いを表現できます。

また、自由に創作することで創造性が育まれ、自信につながることもあります。

社会的スキルの向上につながる

集団で行う活動では、他者と関わる機会が増え、社会的スキルの向上が期待できます。

例えば、ボードゲームでは順番を守る、相手の意見を尊重するなどの経験ができます。

運動系の活動では、チームプレーを通じて協調性を学ぶことができます。

自立支援につながる

余暇活動の中には、買い物支援など日常生活スキルを向上させるものもあります。

自分で選択し、行動する機会を増やすことで、

自立のための力を養うことができます。

特に、施設外での活動は、社会参加の機会を増やす点でも重要です。


障害のある方の余暇活動に関する書籍

調査方法について

インターネットで検索して表示された法人のページや

各法人が発行している広報誌を参考にしています

余暇活動の事例

それでは、具体的な余暇活動を見ていきましょう!

運動系ー身体を動かす余暇活動ー

身体を動かす運動系の余暇活動を調査しました!

ボッチャ

ボッチャは、パラリンピックの正式種目でもあり、障害のある方でも参加しやすいスポーツです。ボールを投げたり転がしたりして、的となる白いボールに近づけるゲームです。

ボール遊び

ボール遊びは、利用者の運動能力や協調性を高めるための重要な活動です。以下のようなバリエーションがあります

  • キャッチボール:大きめのビーチボールや柔らかいスポンジボールを使い、ゆっくりとした動きでキャッチボールを行います。
  • 的当てゲーム:ボールを投げて的に当てる遊びです。的の大きさや距離を調整することで、利用者の能力に応じた挑戦が可能になります。
  • 風船バレー:風船を使ったバレーボールで、軽く叩くだけで遊べるため、力が弱い方でも楽しめます。チームでの協力プレーを通じて、社会性の向上にもつながります。
  • ボール転がし:ペアやグループで床の上を転がし合う遊びで、腕の動きを活用しながらスムーズにボールを転がすことを目指します。

棒サッカー

棒サッカーとは、文字通り「棒」を使用して、ボールを移動させサッカーを行います

棒サッカーのルールについて

キックカーリング

キックカーリングとは、足で蹴ってカーリングを行う遊びです

フラフープなげ

フラフープなげとは、フラフープを使用して輪投げを行います

創作活動系

刺し子

布に糸で模様を描いていくもの

陶芸

粘土を使って作品を作り、焼き上げるアート活動です。手の感触を楽しみながら、

オリジナルの作品を作ることができます。

書道

筆に墨汁をつけ文字やイラストを描いてもらいます。

絵葉書を作成し、ご家族や友人に送ることもできます。

買い物支援

利用者さんが外出して買い物をするのを支援します

カラオケ

カラオケは、 歌を通じて感情を表現することができ、自己表現の機会となります。また、好きな歌を選び、自分のスタイルで歌うことで、個性を発揮する場にもなります。

カラオケはよく実施されている余暇活動の一つです

季節の行事

季節感を取り入れた余暇活動は、施設内の日常に変化を与え、利用者にとって楽しみや特別な思い出を作る貴重な機会となります。

  • 春:お花見、イースターイベント、春のピクニック
  • 夏:夏祭り、花火鑑賞、かき氷大会、プールでの水遊び
  • 秋:ハロウィンパーティー、芋掘り体験、紅葉狩り
  • 冬:クリスマス会、お餅つき大会、新年会

「障害者施設の行事のネタに困っている方必見!定番以外のアイデア15選」


ボードゲーム

ボードゲームは、複数人でテーブルや盤上を囲みながら楽しむゲームの総称です。主にルールに基づいて進行するもので、戦略性や協力性、運の要素が含まれています。コミュニケーションを促進する上で役立つツールになります

ブロックス

ブロックスとはどんなゲーム?

ルールはシンプルです。タイルを角が接するように置いていき、最も多くのピースをおいた人が勝ちとなります。 

参考になる書籍

参考文献

・「障害者支援施設における自閉症者に対する余暇支援の有効性」松山郁夫
・URL https://core.ac.uk/download/pdf/59166606.pdf

まとめ

障害者施設における余暇活動は、利用者の生活の質向上、自己表現の機会提供、社会性の向上、自立支援など、多くの意義を持ちます。

運動系、創作活動系、社会参加型の活動など、多様なプログラムを取り入れることで、

利用者一人ひとりの個性や特性に合った楽しみ方を提供することが可能であると思います。

施設職員として、より充実した余暇活動を提供するために、

この記事が何かの参考になれば嬉しいです


最後までお読みいただきありがとうございました!

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