「社会調査の基礎」で学んだ知識が行事後のアンケート作成に役立つことについて
私の勤務する障がい者施設では、行事が終わったあとに職員さん向けに行事のアンケートを取っています。アンケート紙を作成するのに、このテキストで学んだ知識が活かせました。

行事後のアンケート作りに悩んでいませんか?

行事が終わった後にアンケートって取っていますか?
行事に参加した職員さんの意見を頂き、
次の行事や来年の行事の参考にしていきますよね。
このアンケート作りに慣れていない私にとっては、
どうやって作ったらいいものか全く検討がつきませんでした。
そこで、社会福祉士の養成講座で使用したテキストを開いてみると、
アンケート作りに役立つ知識があったのでまとめてみました。
キャリーオーバー効果
「キャリーオーバー効果」
まずは、「キャリーオーバー効果」です。
質問の順番により、答え様相が変わってくる可能性があること
個々の事柄(ケーキが好きか、和菓子が好きか等々)を先に聞くのと、総合的な質問(甘いものは好きか)を先に聞くのとでは結果が異なる
社会福祉士養成講座編集委員会「社会調査の基礎 第三版」 中央法規出版株式会社 p68
質問の順番が重要になってくるということですよね。
聞く順番も考えてアンケート用紙をつくる必要があるってことですね!
アンケートの質問の具体例を考えてみる

では実際に、具体的な例を考えてみたいと思います。
福祉施設で夏祭りを行ったと仮定しまして、
分かりやすく考えるために極端な設問にしてみました。
・Q1 今回の夏祭り全体の感想を教えてください。
・Q2 今回の夏祭りの良かった点を教えてください。
・Q3 今回の夏祭りの改善点を教えてください。
・Q1 今回の夏祭りの改善点を押して下さい。
・Q2 今回の夏祭り全体の感想を教えて下さい。
・Q3 今回の夏祭りの良かった点を教えて下さい。
どうでしょうか?
これをみると、質問の順番が違うと
回答が違うだろうなぁとなんとなく想像できますよね。
ワーディング
ワーディング
調査者は調査対象者と属する社会や文化背景が異なる。そのため、言葉のもつ意味やニュアンスが違うか可能性があることを念頭に質問紙を作成していく必要がある
社会福祉士養成講座編集委員会「社会調査の基礎 第三版」 中央法規出版株式会社 p69
言葉の意味の捉え方が人によって異なる可能性あるので、
なるべく解釈の幅がないように質問をつくっていく必要があるということですね!
具体例を考えてみる

こちらも具体例を考えてみたいと思います。
こちらも夏祭りを例に考えてみます。
・Q 今回の夏祭りは成功したと思いますか?
・回答 はい いいえ
成功の基準って必ずしも明確ではないですよね。
夏祭りの担当者が成功だと思っていても、
参加者にとっては成功でない場合もあります。
上記のような聞き方であれば、理由も書いてもらう必要があります。
・Q 以前の夏祭りと比較して良かった点を教えてください。
この質問の指す「以前」とは、去年のことなのか、
それとも一昨年のことなのか分かりませんよね。
回答する人によって違いがでてきてしまう可能性があります。
設問は具体的に記述する必要がありますよね。
まとめ
養成講座で使用したテキストには、
現場でも活用できる知識がたくさんあります。
合格してから一度も開いてない人がいらっしゃたらもったいないと思います。
一緒に勉強していきましょう!
参考したテキストはこちら
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