【保存版】障害者施設の余暇活動ネタ20選!現役支援員が選ぶ盛り上がる事例

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【保存版】障害者施設の余暇活動ネタ20選!現役支援員が選ぶ盛り上がる事例 障害者施設に関するあれこれ
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「毎月のレクや余暇活動、ネタが切れてマンネリ化していませんか?」

こんなお悩みを抱える現場の生活支援員さんは多いのではないでしょうか?

私もその一人です、、、。

そこで、、、、

現役の生活支援員である私が、

「実際に現場で反応が良かったもの」や、

「調査してわかった厳選事例」20個まとめました!!

この記事で解説していること

障害者施設における余暇活動の事例を調査しました!

だいすけ
だいすけ

この記事の著者について

詳しいプロフィールはこちら >>>

 現在:障がい者施設の生活支援員として勤務
 保有資格:社会福祉士、3級FP技能士

 福祉業界のお金を調査しているブログはこちら>>>

【厳選!スキルアップに役立つ書籍一覧】

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障害者施設における余暇活動の意義について

余暇活動って、ただの遊びじゃないの?

いいえ!!!

余暇活動は利用者の生活の質(QOL)向上や

自立支援につながる大切な取り組みなんです!!

障害者施設における余暇活動にはどんな意義があるのでしょうか?

【障害者施設の余暇活動】事例を調査しました!
  • 自己表現と創造性の発揮する場となる
  • 社会的スキルの向上につながる
  • 生活の質(QOL)の向上につながる
  • 自立支援につながる

順番に、

解説させて頂きます!!

生活の質(QOL)の向上につながる

余暇活動は、施設での暮らしに楽しさを提供し、

マンネリ化しがちの日々の生活に変化と充実感を与えてくれる機会となります。

また、運動系の余暇活動の場合は、

体力の維持・向上を助け、健康的な生活をサポートにもなります。

自己表現と創造性の発揮する場となる

創作活動や音楽活動などは、利用者の自己表現の手段となり、

言葉でのコミュニケーションが難しい方でも、

絵画や手芸、カラオケなどを通じて自分の思いを表現できます。

また、自由に創作することで創造性が育まれ、自信につながることもあります。

社会的スキルの向上につながる

集団で行う活動では、他者と関わる機会が増え、社会的スキルの向上が期待できます。

例えば、ボードゲームでは順番を守る、相手の意見を尊重するなどの経験ができます。

運動系の活動では、チームプレーを通じて協調性を学ぶことができます。

自立支援につながる

余暇活動の中には、買い物支援など日常生活スキルを向上させるものもあります。

自分で選択し、行動する機会を増やすことで、

自立のための力を養うことができます。

特に、施設外での活動は、社会参加の機会を増やす点でも重要です。


調査方法について

インターネットで検索して表示された法人のページや

各法人が発行している広報誌を参考にしています。

【ジャンル別】余暇活動ネタ20選一覧表

ジャンル活動名特徴・おすすめの対象
運動系1. ボッチャ重度の方も参加OK!戦略性が高い
2. 風船バレー車椅子の方
身体を動かしたい方
3. 棒サッカー下半身に不安があるが活動的な方
4. キックカーリング足の筋力・コントロール維持に
5. フラフープ投げ視認性が高く、成功体験を積める
6. リズム体操準備不要!毎日のルーチンに最適
創作系7. 刺し子指先のリハビリ、男性にも人気
8. 陶芸・粘土工作五感を刺激し、自由な表現を楽しむ
9. 季節の壁面制作見当識の維持
全員参加が可能
10. 書道・絵手紙ご家族への贈り物にもなる!
11. 大人の塗り絵隙間時間に最適、色彩療法効果も
娯楽系12. カラオケ自己表現
ストレス解消の王道
13. ブロックス認知機能
コミュニケーション向上
14. ビンゴ大会イベント性抜群!一体感が生まれる
15. イントロクイズ回想療法に近い脳トレ効果
16. トランプ・カルタ馴染みがあり、気軽に取り組める
生活系17. 買い物支援自立支援
社会参加の第一歩!
18. 季節の外出行事気分転換
季節感の共有
19. 足湯・リラックス身体のケア
精神的なリラクゼーション
20. おやつ作り嗅覚・味覚の刺激
役割意識の醸成

それでは、

具体的な余暇活動を見ていきましょう!

運動系ー身体を動かす余暇活動

1.ボッチャ

「運動が苦手な人でも、知的障害や肢体不自由がある人でも、対等に競い合える。」 そんな理想を実現したスポーツがボッチャです。パラリンピックの正式種目として有名になりましたが、実は施設のレクリエーションとしても非常に優秀です。

白いターゲットボール(ジャックボール)に、いかに自分のボールを近づけるか。ルールはシンプルですが、最後の一投で逆転が起きるドラマチックな展開に、利用者さんも職員も思わず本気になってしまいます。

現場で活用するメリット
  • どんな障害レベルでも参加可能: ボールを投げることが難しい方でも、**「ランプ(勾配具)」**という補助具を使えば、意思表示だけで参加できます。
  • 知的な戦略ゲーム: 「あそこをブロックしよう」「あのボールを弾き出そう」と考えるため、自然と脳のトレーニングになります。
  • コミュニケーションの活性化: チームで「次はどこを狙う?」と相談することで、利用者同士の自然な会話が生まれます。

2.風船バレー

「全員が主役になれるレクリエーション」を探しているなら、風船バレーが最強の選択肢です。

通常のバレーボールとは違い、風船は滞空時間が長く、ゆっくりと落ちてきます。そのため、反射神経に自信がない方や、腕を動かすのに時間がかかる方でも、自分のタイミングで打ち返すことができます。

現場で活用するメリット
  • 怪我のリスクが極めて低い: 風船は当たっても痛くないため、顔の近くに来ても恐怖心が少なく、安心して手を伸ばせます。
  • 車椅子・座ったままでOK: 立ち上がることなく、座った姿勢のまま上半身を動かすことで、自然と肩周りのリハビリになります。
  • 高い継続性: 「落とさないように繋げる」という共通の目標があるため、自然と「頑張れ!」「惜しい!」という声掛けが生まれ、チームの結束力が強まります。

3.棒サッカー

座ったままでも、本気でスポーツを楽しみたい!」そんな願いを叶えるのが棒サッカーです。

その名の通り、椅子に座った状態で、足の代わりに「棒」を使ってボールを扱い、

相手ゴールを目指す競技です。もともとは日本発祥のスポーツで、

今では全国大会も開かれるほど盛り上がりを見せています。

現場で活用するメリット
  • 転倒リスクが極めて低い: 全員が椅子に座って行うため、足腰に不安がある方や、立位保持が難しい方でも安全に激しく動けます。
  • チームの一体感: 自分のところにボールが来た時の緊張感と、ゴールが決まった時の喜びをチーム全員で共有できます。
  • 上肢と体幹の運動: 棒を振る動作は、腕の筋肉だけでなく、姿勢を保持するための体幹トレーニングにも繋がります。
棒サッカーのルールについて

4.キックカーリング

「足を使ったレクは、サッカーだと激しすぎる……」そんな現場の悩みを解決するのがキックカーリングです。

床に描いた円(ハウス)をめがけて、足でボールや円盤を蹴り入れ、中心に最も近いチームが勝ちというシンプルなルールです。本物のカーリングのような氷はいりません。施設のフロアさえあれば、そこが真剣勝負の舞台に変わります。

現場で活用するメリット
  • 下肢の筋力・コントロール維持: 「力いっぱい蹴る」だけでなく「そっと止める」という絶妙な力加減が必要なため、足の細かい筋肉やバランス感覚を養えます。
  • 車椅子の方も参加可能: 座った姿勢で足を一歩踏み出す、あるいは足先で押し出すだけで参加できるため、身体への負担が少なく安全です。
  • 最後まで勝敗がわからない: 相手のボールを弾き出すことができるため、最後の一投で大逆転が起きやすく、観戦している利用者さんも含めて会場全体が盛り上がります。

5.フラフープなげ

「輪投げは地味で飽きられやすい……」そう感じているなら、ぜひフラフープを輪投げの「輪」にするアイデアを試してみてください。

一般的な輪投げよりもサイズが格段に大きいため、視覚的に捉えやすく、少し腕を動かすだけで「入った!」という達成感を味わいやすいのが特徴です。上肢の可動域を広げる運動としても非常に優秀なアクティビティです。

現場で活用するメリット
  • 成功体験を作りやすい: 輪が大きいので、狙いが多少ずれても入りやすく、自信喪失を防げます。
  • 視認性が高い: 弱視の方や、小さなものに集中するのが難しい方でも、フラフープの鮮やかな色は認識しやすいです。
  • アレンジが無限大: 的(ターゲット)を変えるだけで、ゲーム性を簡単に調整できます。
盛り上げるためのアレンジ案
  • 人間が的に!?: 職員が少し離れたところに立ち、飛んできたフラフープをキャッチしたり、腕に通したりします。これだけで利用者さんは大喜びし、一体感が生まれます。
  • コーンやペットボトルを活用: カラーコーンや、水を入れて重くしたペットボトルを的にします。ペットボトルに点数を書いた紙を貼れば、計算ゲームとしても成立します。

6.リズム体操

「レクのネタが思いつかない…」「自分の体力がもたない…」そんな時の強い味方が、YouTubeを活用したリズム体操です。

音楽に合わせて体を動かすことは、身体機能の維持だけでなく、脳の活性化やストレス解消にも大きな効果があります。最近では、椅子に座ったままできる「チェアエクササイズ」や、障害の特性に合わせた動画も多く配信されています。

現場で活用するメリット
  • 準備がゼロ: プロジェクターやテレビがあれば、すぐに開始できる。
  • 職員の負担軽減: 動画が先生になってくれるので、職員は利用者のサポート(姿勢の修正や声掛け)に専念できる。
  • 視覚的にわかりやすい: 音楽と動きがセットなので、言葉での説明が難しい利用者さんにも伝わりやすい。

創作活動系

7.刺し子

「落ち着いて取り組める活動を導入したい」「指先を動かす機会を作りたい」そんな場面に最適なのが刺し子です。

日本の伝統的な刺繍である刺し子は、布に描かれた図案に沿ってチクチクと縫い進めるシンプルな作業。しかし、その単純さゆえに深い没入感があり、完成した時の美しさは格別です。

現場で活用するメリット
  • 指先の細かなリハビリ: 針を持ち、一定の感覚で縫う動作は、指先の巧緻性(器用さ)の維持・向上に直結します。
  • 男性利用者も入りやすい: 「手芸」というと女性的なイメージが強いですが、刺し子は「幾何学模様」が多く、職人的な作業工程があるため、男性利用者さんからも「これならやってみたい」という声が上がりやすいです。
  • 高い自己肯定感: 複雑な模様が出来上がっていく過程が視覚的にわかりやすいため、「自分にもこんなに綺麗なものが作れた」という大きな自信に繋がります。

職員さん
職員さん

下絵がプリントされているので、現場の救世主です!

職員がいちいち線を引く手間が省けますし、

利用者さんも迷わず縫い進められるので

『次どうするの?』という呼び出しが激減しました(笑)

完成品はそのまま施設の雑巾やコースターとして使えるので、実用性も抜群です!


8.陶芸・粘土工作

「言葉での表現は難しいけれど、自分の内面を形にしたい」 そんな利用者さんの想いを受け止めてくれるのが、陶芸や粘土工作です。

粘土を「こねる」「叩く」「伸ばす」といった動作は、それ自体が心地よい刺激となり、高いリラックス効果をもたらします。完成した作品は形として残るため、ご家族へのプレゼントや施設内の展示としても非常に人気があります。

現場で活用するメリット
  • 「正解」がない自由さ: 絵や習字と違い、粘土は何度でもやり直しが可能です。形が歪んでいてもそれが「味」になるため、失敗を恐れる利用者さんでも安心して取り組めます。
  • 触覚による脳の活性化: 冷たい、柔らかい、ザラザラしているといった感触を指先でダイレクトに感じることは、脳への強力なポジティブ刺激になります。
  • 筋力の維持: 粘土をこねる動作は意外と力を使うため、手のひらや指先の筋力トレーニングとしても効果的です。

9.季節の壁面制作

「気づいたらもう1ヶ月が過ぎていた……」 施設入所者にとって、毎日が画一的になりやすい生活の中で、**「季節の壁面制作」**は今がいつなのかを感じる大切な目印(見当識の維持)になります。

春の桜、夏のひまわり、秋の紅葉、冬のクリスマス。壁面が変わるだけで、フロアの空気は一気に華やぎ、利用者さん同士の会話のきっかけにもなります。

現場で活用するメリット
  • 「役割」の分担ができる: 下書きを描く人、折り紙をちぎる人、糊で貼る人。一人ひとりの得意不得意に合わせて作業を分担できるため、全員参加が可能です。
  • 見当識の維持・向上: 「もうすぐお花見ですね」といった会話が自然と生まれ、季節の移り変わりを実感することで、精神的な安定に繋がります。
  • 達成感の共有: 1人で作る小さな作品も素敵ですが、全員で作り上げた大きな壁面は、施設全体の「誇り」になります。

10.書道・絵手紙

「書道は準備が大変そう……」「字が上手くないから敬遠される……」 そんなイメージがあるかもしれませんが、福祉現場での書道や絵手紙の真髄は、上手に書くことではなく**「自分を表現すること」**にあります。

墨の香りに包まれて、真っ白な紙に筆を走らせる時間は、日常の喧騒から離れて心を落ち着かせる「静」のひとときを提供してくれます。

現場で活用するメリット
  • 深い集中とリラックス: 筆先に意識を集中させることは、瞑想に近いリラックス効果をもたらします。普段そわそわしがちな利用者さんが、筆を持った瞬間にピタッと落ち着かれる姿はよく見られる光景です。
  • 自己肯定感の向上: 最後に自分の名前を書き、赤い「落款(判子)」を押すだけで、どんな作品も立派な「芸術品」に見えます。この「完成した!」という実感が自信に繋がります。
  • ご家族とのコミュニケーション: 描いた絵手紙をご家族に郵送しましょう。ご家族にとっては、施設での様子を知る何よりの宝物になります。

11.大人の塗り絵

「ただ枠の中を塗るだけでしょ?」と思われがちな塗り絵ですが、実は**「色彩療法(カラーセラピー)」**に近い効果を秘めた、奥の深いアクティビティです。

近年、認知症予防や高次脳機能障害のリハビリとしても注目されている「大人の塗り絵」。複雑な下絵にどの色を乗せるか考え、指先に力を入れて細かく塗る作業は、脳の広範囲を刺激してくれます。

現場で活用するメリット
  • 高いリラックス効果: 好きな色を選び、無心になって手を動かすことで、自律神経が整い、精神的な安定(カタルシス効果)が得られます。
  • 難易度の調整が自在: 視力の弱い方には「太い線で大きな図柄」を、こだわりが強い方には「細密な風景画」を用意するなど、一人ひとりのレベルに完璧に合わせられます。
  • 準備と片付けが簡単: 色鉛筆とコピーした下絵さえあれば、いつでもどこでも開始できるため、隙間時間の有効活用にも最適です。

娯楽・ゲーム系

12.カラオケ

「施設の中で一番大きな声を出せる時間」――それがカラオケです。 歌を歌うことは、心肺機能の向上や口腔機能のリハビリ(嚥下障害の予防)に繋がるだけでなく、感情を解放してストレスを発散させる最高のアクティビティになります。

現場で活用するメリット
  • 高い自己表現の場: 普段は控えめな利用者さんが、マイクを持った瞬間に堂々と歌い上げる姿は、周囲に大きな感動を与え、ご本人の自信にも繋がります。
  • 回想効果: 昔の歌を歌うことで、当時の記憶を思い出す「回想療法」に近い効果があり、脳の活性化が期待できます。
  • 一体感の醸成: 知っている曲をみんなで手拍子したり、合唱したりすることで、フロア全体に一体感が生まれます。

13.ブロックス

「ルールが難しすぎると参加できない、でも単純すぎると飽きてしまう……」 そんな悩みを一発で解決してくれるのが、テトリスのようなピースを盤面に置いていくボードゲーム、ブロックスです。

ルールはたった一つ、「自分の色のピースの『角』と『角』が接するように置いていく」だけ。このシンプルさが、知的障害や高次脳機能障害がある方でもすぐに理解でき、かつ奥深い戦略を楽しめる理由です。

現場で活用するメリット
  • 空間認識能力のトレーニング: 「どの形のピースなら、この隙間に入るか?」と考えることは、脳の空間認識能力を強力に刺激します。
  • 非言語コミュニケーション: 相手の動きを読んで自分のピースを置く過程で、言葉を使わなくても「おっ、そこに来たか!」「負けないぞ」といった無言の交流が生まれます。
  • 視認性の良さ: 4色の鮮やかなプラスチックピースは、弱視の方や色の識別がつきやすい方にとっても扱いやすく、見た目にもワクワク感があります。

14.ビンゴ大会(景品があるとさらに熱狂)

「今日は何かが起きるかもしれない」というワクワク感。そんな施設全体の空気を一気に変えてくれるのが、余暇活動の王道、ビンゴ大会です。

ルールを知らない人はほぼおらず、複雑な動作も必要ありません。「数字を聞く」「カードを探す」「穴を開ける」というシンプルなステップだけで、誰にでも優勝のチャンスがあるのが最大の魅力です。

現場で活用するメリット
  • 高い期待感と高揚感: 「次は何番?」「あと一つでリーチ!」といったやり取りの中で、普段は物静かな利用者さんも自然と声が出て、表情が明るくなります。
  • 聴覚・視覚のトレーニング: 読み上げられた数字を聞き取り(聴覚)、手元のカードから探す(視覚・集中力)という動作は、脳への適度な刺激になります。
  • 公平な成功体験: 運動が得意な方も、言葉が不得意な方も、運さえあれば1位になれるため、格差を感じずに全員が同じ熱量で楽しめます。

15.イントロクイズ

「あ、この曲、聞いたことある!」 曲の冒頭を数秒流しただけで、一瞬にしてその時代の記憶が蘇る。そんな音楽の力を最大限に活かしたレクリエーションが、イントロクイズです。

曲名を当てるという「正解」を導き出すプロセスだけでなく、メロディを聴いて懐かしさに浸ること自体が、脳にとって非常に質の高い刺激となります。

現場で活用するメリット
  • 記憶の引き出しを開ける: 若い頃に聴いた流行歌は、脳に深く刻まれています。曲をきっかけに「あの頃は〇〇だったね」と思い出話(回想)が弾み、認知機能の維持に貢献します。
  • 聴覚への集中力を養う: 「何の音だろう?」と耳を澄ませることは、注意力を高めるトレーニングになります。
  • 座ったまま、誰でも参加できる: 身体を動かすのが難しい方でも、聴くことさえできれば主役になれるため、身体的な制限がある方にも優しいアクティビティです。

16.トランプ・カルタ

「新しいゲームを導入しても、ルールを覚えてもらうまでが大変……」 そんな現場の悩みを解消してくれるのが、世代を問わず誰もがルールを知っているトランプやカルタです。

特別な準備が不要で、カードを広げるだけでパッと始められる手軽さは、日々の忙しい支援現場において非常に貴重なレクリエーションとなります。

現場で活用するメリット
  • ルール説明の負担が少ない: ババ抜きや神経衰弱など、多くの人が幼少期から慣れ親しんでいるため、スムーズに活動に入ることができます。
  • 視覚探索と反射神経の訓練: 多くのカードの中から特定の数字や絵柄を探し出す(視覚探索)動作は、脳の活性化に繋がります。特にカルタは、読み札を聞いて素早く手を動かすため、心身の連動を促します。
  • コミュニケーションのきっかけ: 「さっきのカードはそこだよ!」「あー、取られた!」といった自然な交流が、利用者さん同士の心の距離を縮めます。

外出・リフレッシュ系

17.近隣への買い物支援(自分で選ぶ楽しみ)

「自分が今日食べるおやつを、自分で選んで、自分のお金で買う。」 施設生活において、この当たり前のようでいて特別な**「意思決定の瞬間」**を提供できるのが、近隣への買い物支援です。

単なる物品の補充ではなく、五感を刺激する社会参加の機会として、多くの施設で大切にされている活動です。

現場で活用するメリット
  • 「選ぶ」という自立支援: 無数の商品の中から「これが食べたい」「これなら買える」と判断することは、認知機能の維持や自立心の向上に大きく寄与します。
  • 社会との接点: 店員さんとの挨拶や、地域の方々と同じ空間で過ごすことは、障害がある方の社会参加を促進し、地域共生社会の実現にも繋がります。
  • 計算・金銭管理のトレーニング: 予算内におさまるか考え、小銭を出す動作は、実生活に直結した生きたリハビリテーションになります

18.お花見・紅葉ドライブ

「外の空気を吸うだけで、こんなに晴れやかな顔になるなんて。」 そんな魔法のような効果があるのが、お花見や紅葉ドライブといった外出行事です。

施設の窓から見る景色とは違い、風の冷たさ、花の香り、色鮮やかな景色を全身で浴びることは、脳への強力なポジティブ刺激となり、日々の生活への意欲を大きく高めてくれます。

現場で活用するメリット
  • 見当識の強化と情緒の安定: 四季折々の自然に触れることで、「今がいつか」を心身で理解し、精神的な落ち着きや心の豊かさを取り戻すことができます。
  • 歩行が難しい方でも主役になれる: 車中からの見学(車窓見学)を中心にしたドライブ形式なら、長距離の歩行が困難な方や、車椅子の方でも負担なく絶景を楽しむことができます。
  • 会話の質の変化: 普段の生活では出ないような、過去の思い出話や感動の言葉が自然と引き出され、利用者さんと職員の絆も深まります。

19.足湯・リラックスタイム

「最近、表情が硬いな」「夜なかなか眠れないみたい……」 そんな利用者さんの心と体を優しく解きほぐしてくれるのが、足湯やリラックスタイムです。

お湯に足を浸けるというシンプルな行為ですが、末端を温めることで全身の血流が改善し、副交感神経が優位になります。言葉のやり取りが難しい方でも、温かさを通じて「大切にされている」という安心感を感じていただける、非常に質の高い活動です。

現場で活用するメリット
  • 睡眠の質の改善: 夕方から夜にかけて足を温めることで、深部体温の調節がスムーズになり、自然で深い眠りへと繋がりやすくなります。
  • スキンシップによる安心感: 足を拭いたり、軽くマッサージをしたりする際の声掛けや接触(タッチケア)は、多幸感をもたらすホルモン「オキシトシン」の分泌を促し、不穏の解消にも役立ちます。
  • 皮膚トラブルの早期発見: 足に触れることで、むくみの状態や傷、白癬(水虫)などの皮膚トラブルを自然な形でチェックできる、健康管理の貴重な機会になります。

20.調理実習(おやつ作り)

「食べ物の匂いがしてくると、みんな自然とキッチンに集まってくる。」 五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)のすべてをフル活用する最強のアクティビティ、それがおやつ作りです。

単においしいものを食べるだけでなく、材料を混ぜる、形を整える、焼けるのを待つといった一連の工程は、脳の実行機能(計画性)を刺激する高度なリハビリテーションでもあります。

現場で活用するメリット
  • 強烈な嗅覚・味覚刺激: 甘いバニラの香りや、ホットプレートで焼ける音は、食欲を増進させるだけでなく、深い満足感と幸福感をもたらします。
  • 「役割」による自己有用感: 「粉を混ぜる」「盛り付ける」といった役割を担うことで、「自分がみんなのために作った」という誇り(セルフエスティーム)が生まれます。
  • ADL(日常生活動作)の維持: 道具を握る、器を支えるといった動作は、楽しみながら行える実生活に即した手指のリハビリになります。

現場で「盛り上げる」ための3つのコツ

その1.難易度を調整する

 活動の最大の敵は、参加したくても「自分にはできない」と諦めてしまうことです。そこで重要なのが、個々の能力に合わせた道具やルールのカスタマイズです。

工夫: 「手が届かないなら机の距離を近づける」「握力が弱いなら滑り止めを巻く」といった、ほんの少しの環境調整が、全員参加へのチケットになります。

例: ボッチャなら、投球が難しい方でも「ランプス(勾配具)」を使えば、意思表示だけでゲームの主役になれます。

その2.視覚支援

 耳で聞く指示だけでは、ルールを理解しきれず不安を感じる利用者さんも少なくありません。そんな時は、言葉に頼りすぎない視覚的なサポートが力を発揮します。

工夫: ルールを大きな絵カード(ピクトグラム)で示したり、順番待ちを「名前カード」で視覚化したりしましょう。「次は自分の番だ」「こうすれば正解だ」と目で見てわかることで、利用者さんは安心して活動に没頭できるようになります。

その3.職員も楽しむ

 実は、これが最も重要です。職員が時計を気にしながら事務的に進めているレクは、利用者さんにも「作業」として伝わってしまいます。 職員が誰よりも本気で笑い、本気で応援し、本気で悔しがる。 そのポジティブなエネルギーがフロア全体に伝播し、初めて活気ある「場」が生まれます。職員の笑顔こそが、利用者さんの緊張を解きほぐす最高の特効薬なのです。

困った時に頼れる「お役立ちツール&書籍」

明日のレク、何しよう……」と、一人で頭を抱える必要はありません!

私自身、現場で壁にぶつかった時に何度も助けられ、

今でも**「ボロボロになるまで使い倒している」**お役立ちツールとサービスをご紹介します。

現場でボロボロになるまで使っている「バイブル」

レクのアイデアが枯渇したとき、私のデスクで常に開かれているのがこの本です!

ネットで検索するのも良いですが、一冊手元にあると

パラパラと手軽に即めくれて、余暇活動のネタが頭に入ってくる」ので、

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「行事を盛り上げたいけれど、日々の業務が忙しくて準備の時間が取れない……」

そんな時は、外部のプロの力を借りるのも一つの賢い選択です

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介護・福祉施設向けに特化したレクリエーション代行サービス「エブリ・プラスです。

自分たちでは呼ぶのが難しいプロのパフォーマーや講師を、

オンラインや対面でマッチングしてくれます。

たまには職員も利用者さんと一緒に「純粋に楽しむ側」に回ることで、

施設全体の空気がガラッと新しくなりますよ!!

「自分たちでやらなきゃ」という責任感を少し手放すことで、

結果的に質の高いケアに集中できるようになります!

まとめ

余暇活動は利用者の笑顔を引き出す最高のチャンスです!!

ここまで、障害者施設で明日から使える「余暇活動20選」と、現場で盛り上げるためのコツをご紹介してきました。

余暇活動は、単なる「時間つぶし」ではありません。

それは、利用者さん一人ひとりが**「自分らしさ」を取り戻し、「選ぶ楽しみ」を味わい、そして「誰かと笑い合う」ための大切な時間**です。

たとえ準備が完璧ではなくても、ルールが少し崩れてしまっても大丈夫。

何よりも大切なのは、「あなたと一緒に楽しみたい」という職員さんのその温かな気持ちです。その想いがあれば、どんな活動も最高のレクリエーションになります。

この記事で紹介したアイデアが、皆さんの施設のフロアに一つでも多くの笑顔を咲かせるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

まずは明日、利用者さんと一緒に「次はどんなことして遊びましょうか?」と、ワクワクする会話から始めてみませんか?

まずは一つ、明日から試してみてください!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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